2003.08.05
オチのないまま前半を書き終わり、後半はオチがあるのかどうか、ちょっと悩んでいるタツヒコですこんばんわ。
(今日のお話は昨日の続きですので、昨日のお話を読んでおられない方は昨日の話からどうぞ)
新5合目は標高約2400メートルですから、頂上までは1400メートル程度ある事になります。高さで。
なにせ、酔った勢いで決めた富士登山ですから、気持ちは楽なもんです。
そういえば、1合目・2合目って言うのは、提灯に油を入れ、火を付けて富士山に登った時の油の消費量である、ときいた事があります。ぴったり10合で頂上に着くあたりに若干、恣意的なものを感じないではないですが。
しかし、新5合目の新が何げにくせ者でして、後から知った事なのですが、新五合目は3合5勺に相当するらしいのですよ。と言う事はまだ3分の1しか登れていない訳ですよ。まだまだこれからというのに、そんな事を全く知らないナメナメな一行は山を登ります。
さて、とぼとぼ歩き続ける事約30分程。新6合目(2500メートル)に到着。まだまだ余裕です。
余裕と言っても先が長い事はよく分かっていますから、皆、はしゃいだりはしません。
当然街灯もなく暗い中、テクテク歩いている内に、私の懐中電灯の電池が無くなりました。
だから100均の物は……。家になら白色LEDの電池の持ちが良さそうな懐中電灯があるのに……
電池は予備を持っていってはいたのですが、電池交換後電池が無くなったらそこで終わりです。暗い中登山という事になっちゃいます。寒いし、暗いしでは命の補償もありません。結構、普通に怖いです。
とにかく、一緒に行ったメンツで比較的明るいランプを持ってる人の直前を歩かせてもらいました。電池を休ませつつ。
『もう8合目か、なんだ楽勝だな』感が若干漂う中、看板を見ると【元祖7合目】(3010メートル)。
一気に疲れました。まあね、このときはなんにも知らなかったんですけど、“新”が付く方がちょっと低め設定なんですよね。ココは7合5勺ってことにしておいてくれた方が、(精神的に)疲れないと思いましたが、やっぱ元祖は元祖を売りにしたいですよね。しょうがないかな、と思いつつ、先へ。
これでこの後【本家・7合目】【7合目改】などと続いたら、放火しますね(嘘。
ところで、山に登ると、ヒトの生活から離れる上に、空気が薄く、雲の上、と言う事もあって、星が無茶苦茶キレイなのですよ。先日、某メガスター2のプラネタリウムを見た時に5等星とか6等星が明るすぎるんじゃねーの?、なんて疑問を抱いたものですが、こういった環境だと実際にキレイに見えるものですね。流れ星もいくつも見えて、また、大接近が迫っている火星もしっかり見えて星好きな私には堪えられないものがありました。
歩いていたら、後ろに歩いていた人がこんなことを言っているのを耳にしました。
まあ、それをきいた瞬間、ふと、北斗七星を眺めてしまったのは私です。
と、いうより、それを聞いて北斗七星を見ないでいられるストイックな人はいないでしょう多分。
ちなみに、北斗七星のいわゆる(いわゆらないってか)死兆星は、アルコルって星なんです。4等星なんですけどね。
ぶっちゃけ、空が澄んでて目が良ければ普通に見える星なんですよ。知ってました?
さて、小ネタ&ウンチクも挟んだところで、(いや、事実なんですがね、)登山の続きの話です。
さて、道はどんどん急になり、息はだんだん苦しく、如何に自分らの計画がバカげていたか悟りつつ、8合目(3250メートル)到着です。
歩いてると、体は暖かいんですが、止まると寒いんですよね。でも寒いのは仕方がないと思いつつ、ちょっとだけ(多分数分)寝ました。寒くても寝れるもんですね。もうちょっと寒かったら凍死するんじゃないかと思いましたが、寝たかったんだからしょうがない。そこでちょっぴり楽になって、出発。
今回のメンツは大学の研究室が同じもの同士でいったのですが、私が最年長でして、この高度くらいまで来ると、私の疲労がどうも他の人と比べると酷いようでした。年は取りたくねーなー。なんとなく、そんな事を気にしつつ、9合目(3460メートル)到着。
私の疲労が酷い事を知っていて、さらにもう一人疲れている人がいたので、元気な人2人前に、私含む疲れた人真ん中、最後尾に元気な人、と言うローテーションで進んだのですが、私、あまりの疲労に途中休んでいたら後ろに続いていたはずの2人に追い抜かれてしまいました。
その時は『あ、やべぇ』と感じはしました。しかし、体が言うことをききません。
まあ、しょうがないか、と思い、以後行動は完全に独りと言うことになってしまいました。
This site
is written in Japanese language.
Copyright(c) 2002-2004 Tatsuhiko Okazaki, All right reserved.