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2005年02月03日
トマト、そして遺伝子。
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20050201#p5
より。
■ 全国調査から、アメリカ人は遺伝子組換え食品についてあまり知らないことが明らかになったNational Survey Shows Americans are in the Dark Regarding Genetically
Modified Foods
January 31, 2005
http://www.cooknjaes.rutgers.edu/news/release.asp?n=297
Rutgers-Cook大学の食品政策研究所Food Policy Institute (FPI)により行われた1200人のアメリカ人を対象にした全国調査の結果から、アメリカ人は遺伝子組換え食品についてあまり関心がなく、事実と虚構の区別がつかない。多くのアメリカ人は技術に関心があり意見も持っているが、情報を基に判断を行うだけのバックグラウンドとツールを持たない。
現在アメリカでは約80%の加工食品に遺伝子組換え作物の成分が使用されていると推定されているが、そうした食品がスーパーマーケットで販売されていることを認識しているのは半分以下の48%、自分がよく食べていることを認識しているのは31%のみであった。またGM食品が広く出回っていることがわかっている人でもどの食品が遺伝子組換えかはよくわかっておらず、79%が遺伝子組換えトマトが既にあると間違って信じていた。さらに遺伝子組換え技術の背景となる基本的科学知識について、87%のアメリカ人が合格点をもらえないレベルであった。70%が動物の遺伝子を植物に組み込むのは不可能だとし、60%がいつも食べている普通のトマトに遺伝子が入っていることを認識していなかった。
報告書全文が無料でダウンロード可能。
Americans and GM Food: Knowledge, Opinion & Interest in 2004
W. Hallman, W. Hebden, C. Cuite, H. Aquino, and J. Lang.
http://www.foodpolicyinstitute.org/docs/reports/NationalStudy2004.pdf
いわゆるサイエンスリテラシーの問題だと思いますが。
>アメリカ人は遺伝子組換え食品についてあまり関心がなく、事実と虚構の区別がつかない。
これについては、サイエンス、に留まらず、メディアリテラシーとも絡みそうです。
>多くのアメリカ人は技術に関心があり意見も持っているが、情報を基に判断を行うだけのバックグラウンドとツールを持たない。
この辺は普通の人には難しいでしょう。貪欲に情報収集に努めるだけでなく、冷静な判断を下すのは専門家であっても難しいことはあるものですから。私は食品の専門家ではありませんので(当然、遺伝子改変も)、このパラグラフで言われているようなことは頭が痛いです。
それにしても、加工食品の80%に遺伝子組み換え作物が入っているなんて驚きです。日本では考えられません。そもそも日米間で表示義務等違いもあるでしょうが、その勢いで加工食品中に遺伝子組み換え作物が入っていたとしたら、消費者団体が厚生労働省?農林水産省?の前でハンガーストライキでも起こしますね、多分。
そういった状況こそが、日本のサイエンスリテラシーの低さを物語ってしまう訳です。
ともかく、個人的には、これ↓がツボです。
>79%が遺伝子組換えトマトが既にあると間違って信じていた
いや、ぶっちゃけた話、私もありそうかと思いました。すみません、リテラシー低めで。で、原文を読んでみると、このトマトの話ってのはどうやら一時期話題になったFlavrSavr(フレーバーセーバー)を指しているらしいのです。あのダメにならないトマト。ごめん、そっちは忘れてた。アメリカ人の頭にはダメにならないトマトがよほど印象深かったようで、とコメントがあるのですが、いや、忘れてただけでしょ。有りそうと思っただけでしょ。
>60%がいつも食べている普通のトマトに遺伝子が入っていることを認識していなかった。
!!!
投稿者 Tatsuhiko Okazaki : 2005年02月03日 21:33
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